アメリカコデマリ ‘マゼルトブラウン’

記事 ~2021年 9/6~
再販売開始しました
販売開始時期につき、苗は若めです
■ バラ科 耐寒性低木 落葉樹■ 学 名 : Physocarpus opulifolius 'Mazeruto Brown' ■ 別 名 : フィソカルプス 赤葉コデマリ
アメリカテマリシモツケ など■ 花 期 : 春 ■ 高 さ : 3m前後(剪定により1m前後にもできます)■ 耐寒性 : 強 ■ 耐暑性 : 強 ■ 日 照 : 日向■ 用 途 : 庭木 生垣 寄せ植え(若木) 大鉢仕立て ■ 原産地 : 北アメリカ(原種の主な自生地)■ お届けの規格 10.5cmポット苗 (高さ10~20cm内外)
※季節により落葉中、剪定済みの場合があります テマリシモツケの銅葉種‘ディアボロ’に似るが、より葉色が淡いので、春の若草色の新芽、夏のショコラ色の葉、秋のオレンジ色の紅葉と、四季による葉色の移ろいが楽しめる
花は白の手毬状
剪定に強く性質も強健
~担当スタッフのコメント~ 本種は‘ディアボロ’からの選抜品種です。
アメリカコデマリの銅葉といえば‘ディアボロ’が有名です。
黒に近いほど葉色が濃く、一年中安定した葉色です。
それに対し本種‘マゼルトブラウン’は葉色が淡いタイプです。
葉色が淡いことにより春の若葉色や秋の紅葉など季節による変化を見ることができます。
庭で四季を感じさせてくれるガーデンツリーで、国内で育成された「日本向けの品種」といえます。
本種は埼玉県の早野園芸さん作出の品種で、ご本人栽培の産地直送苗です。※種苗登録出願予定の品種です。

↑早春の芽吹き

↑春の若葉(奥側‘ディアボロ’との比較)

↑夏の葉色

↑花後の実も観賞価値があります

↑秋の葉色
この後、晩秋から冬に紅葉が楽しめます。
◆生育の様子と剪定方法寒さ、暑さにとても強く、手間が掛からないうえ、観賞期間が長く、とても優良な花木です。
剪定方法を変えることで、場所やスペースに応じた楽しみ方ができます。
花をたくさん咲かせるには、剪定は花後のみ行います。
春に咲き、花後の初夏頃に切り戻し、分岐させ、姿を整えて枝数を増やしておきます。
その後、伸びた枝に来年花が咲きますので、晩夏~秋冬は剪定は行いません。
花を楽しむためには剪定は花後のみにして、他の時期は多少、伸ばして放任にする必要があります。
枝がよく伸びるので、ややワイルドな姿になりますが、長く伸びた枝に、たくさんの花が咲く様子は見応えがあります。
成長の早い木ですから、あまり大きくしたくない場合には、花後の剪定は強めに、樹高の3分の1程度まで切り戻すのがコツです。
花よりも葉をメインで楽しみたい場合には、伸びる枝を周年切りながら、樹形をコントロールすることができます。
周年切り戻していると花は咲かなくなりますが、その分、姿良く葉をこんもりと茂らせることができ、美しい葉、姿を観賞できます。
※幼木のうちは花があまり咲かないので、こまめに切り戻して枝数を多くしておきましょう。
木がある程度大きくなってきたら剪定方法をお好みで選択してください。
◆季節による変化●春 → 白い花がたくさん開花
●初夏 → 花後のガクがきれい(花後剪定)
●夏 → 葉がよく茂る
●秋 → 葉がよく茂る
●晩秋 → 葉色が濃くなる
●冬 → 落葉し越冬
お届けする苗について(当店は寒冷地です) |
通年、栽培管理を行いながら販売しておりますので、お届けの季節により苗の状態は様々です。おおよそ下記のとおりですのでご参照ください |
春~夏 | 芽吹き~葉が茂っています |
秋~冬 | 紅葉中~落葉の途中 |
冬~春 | 落葉中 ※冬などは低温管理により葉がほとんどありません |

↑苗の様子 秋頃(10.5cmポット 高さ20cm内外)
※季節により姿は大きく変化しますので参考程度にご覧下さい
基本的な管理 |
日 照 | 寒冷地 | 日向 |
暖 地 | 日向 |
耐乾性 | 普 通 | 根が張ればかなり耐えます |
耐湿性 | 普 通 | ある程度耐えます |
剪 定 | 花後剪定 |
肥 料 | 春か秋 必要に応じて |
増 殖 | 挿し木 |
消 毒 | 目立った病害虫はありません |
アメリカコデマリ ‘マゼルトブラウン’